東京都中央区銀座4-12-15にある歌舞伎専用の劇場『歌舞伎座』。
火災や戦火などさまざまな変遷を経て、今日に至るまで名実ともに代表的な歌舞伎劇場として知られています。
歌舞伎座は1889年(明治22年)の開場以来100年以上の歴史を持ち、品格と格式では日本を代表する劇場で、一年を通して毎月違った内容で歌舞伎を上演してきました。
そもそも歌舞伎座は、東京日日新聞社の主筆兼社長で、演劇改良運動にも意欲的であった福地源一郎が中心となり、明治22年に開場したことから始まりました。
4度建て直されており、そして平成25年4月に開場した新歌舞伎座は5代目のものです。
永年親しまれた第四期歌舞伎座の外観、内観を受け継ぎながら、最新鋭の設備を備え、劇場とオフィスタワーからなる複合施設となっています。
2013年4月からは、劇場(歌舞伎座)とオフィスタワー(歌舞伎座タワー)とを合わせた総合施設「GINZA KABUKIZA」として歌舞伎ファンに親しまれています。
現在の歌舞伎座
第四期歌舞伎座の瓦屋根、唐破風、欄干等の特徴的な意匠を踏襲、従来通りの存在感ある和風意匠の趣とすることにより、歴史と景観の継承を図りました。 同時にバリアフリー対応や耐震性の向上、緑化をはじめとする環境対策など様々な機能を兼ね備え、背景には、日本建築の捻子連子格子をモチーフとした品位あるデザインのオフィスタワーが建ち、銀座の街並みと調和する端正な建物となりました。
伝統と創造が融合した、新しい時代に相応しい劇場です。
歌舞伎座
一幕見席
好きな幕だけをお気軽にご鑑賞いただけるのが、一幕見席。 幾度もお運びになるお客様や、歌舞伎を初めてご覧になるお客様のための、歌舞伎座ならではの人気席です。 一幕見席は歌舞伎座4階に位置しております。 全てが自由席となっており、通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員です。 (但し、宙乗りのある月の公演場合、席数が大幅に減りますので、あらかじめご了承ください。)
桟敷席
桟敷席は歌舞伎座の両脇に設置された席で、他の席と違い横を向いており、2人席で掘りごたつ式に足をおろすことができ、小さなテーブルが設置されています。これは第一期歌舞伎座の名残として設置されているもので、「現在も1階桟敷席では、この席でしか味わえない桟敷弁当(幕乃内)やお茶のサービスが受けられ、昔ながらの芝居見物のぜいたくさを満喫することができます。
歌舞伎座タワー
高層オフィスビル「歌舞伎座タワー」(高さ145メートル、軒高135メートル。地下4階地上29階建て)と地下広場「木挽町広場」が併設してあります。
歌舞伎座タワーは5階のみ一般に開放しており、タワー5階と木挽町広場は劇場外という扱いなので、チケットなしで出入りできます。
タワー5階
タワー5階には歌舞伎に使用する衣装や小道具等が展示されている歌舞伎座ギャラリー(有料)、第4期歌舞伎座の瓦や河竹黙阿弥の石燈籠等が展示されている屋上庭園(無料)等があります。
木挽町広場
木挽町広場にはシンボルとなる巨大な提灯が設置されている他、土産や弁当の販売等を行っています。
住所 | 〒104-0061 東京都 中央区 銀座4-12-15 |
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最寄り駅 | 東銀座駅 「東銀座」駅から直結の便利なアクセス 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅から、歌舞伎座のビル地下2階にダイレクトにつながります。 地下2階には「切符売場」、賑やかな売店や食事処が並ぶ「地下広場」があります」。エスカレーター、エレベーターで、地上に上がり、歌舞伎座正面玄関へと進みます。 |
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TEL | 03-3541-3131 | ||
定休日 | 興行による | ||
営業時間 | 興行による | ||
オフィシャルサイト | 歌舞伎座公式ホームページ |