企画展「TOKYU PLAZA GINZA × Bunkamura SPECIAL PROGRAM ~とらや 和菓子の原理展~」が10月11日から、東急プラザ銀座(中央区銀座5)6階の「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」で開かれます。
「Creative Japan ~世界は、ここから、おもしろくなる~」を体現するアーティストや新しい才能の紹介、銀座に集う本質を見極める“大人”の嗜好に合った多彩なジャンルのカルチャーの提供、またジャンルを超えたコラボレーション企画等を通じて、東急プラザ銀座ならではの新しい文化発信を続けています。
10月は、銀座の秋の風物詩「銀茶会」に合わせ、室町時代後期に創業し、現代においても日本文化を牽引する、“とらや”の和菓子を取り上げた企画展示「TOKYU PLAZA GINZA × Bunkamura SPECIAL PROGRAM
〜とらや 和菓子の原理展〜」を南木隆助によるディレクションで展開します。
展示では、春夏秋冬からお菓子を一つずつ選び、その和菓子がどのように作られているかや背景などを理解しやすく分解してお見せします。
日本人に近しく、同時に多くの人が奥深くまでは知らない和菓子の原理の一端に触れる機会となります。
会期中には、隣接する「数寄屋橋茶房」で、展示でも取り上げられる和菓子を愉しんでいただけるメニューもご用意します。
※ 10/11(金)18:00-20:00にプレス向け初日パーティを行います。
とらや 和菓子 展示内容
同展では、春夏秋冬の「とらやの和菓子」から1つずつを選び、職人による手業(てわざ)や背景などをアニメーションやバイリンガルテキストを使って分かりやすく分解、紹介する映像コンテンツを中心に展示予定です。
会期中は会場に隣接する「数寄屋橋茶房」で、千利休の茶会にも菓子として使われていたという柿を模した菓子「木練柿(こねりがき)」と栗・砂糖・寒天を煉り上げて作る「栗ごよみ」がドリンクとセットになった「期間限定特別セットメニュー」(1,200円)が用意されます。
「とらや 和菓子の原理展」 × 「数寄屋橋茶房」コラボレーション
会期中には、隣接する数寄屋橋茶房で、展示でも取り上げられる和菓子を愉めるメニューも用意されています。
木練柿
実が枝についた状態で熟した柿は木練柿(こねりがき)呼ばれ、千利休の茶会にも菓子として使われていました。
熟した柿の形をそのままに羊羹製にて作られています。
栗ごよみ
栗と佐藤・寒天を練り上げました。
栗の風味を大切にするため、その年に採れた新栗のみを使用しています。
期間限定特別セットメニュー
ドリンク付 1,200円
虎屋
虎屋とらやは室町時代後期の京都で創業。五世紀にわたり和菓子屋を営んできました。後陽成天皇の御在位中(1586〜1611)より、御所の御用を勤めています。
明治2年(1869)東京遷都にともない、天皇にお供して、京都の店はそのままに東京にも進出、現在に至ります。
南木隆助(アーキテクト/クリエイティブディレクター)
東京生まれ。坂茂研究室卒業後、空間設計、展示デザイン、プロダクト、都市ブランディング等多岐にわたるプロジェクトを手がける。代表作にヨーロッパ初の魯山人の大規模展示 “L’art de Rosanjin”(パリ ギメ国立美術館)の企画と空間設計など
開催時間
11時~23時(日曜・祝日は21時まで)。
料金
入場無料。
期間
10月27日まで
会場
東急プラザ銀座(中央区銀座5)6階
「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」