1960年の「世界デザイン会議」から今年で60年。ATELIER MUJI GINZA Gallery1では、「アノニマス・デザイン」を再考する展示が開催中です。
日常の量産品における匿名性や、作り人を知らないという意味である「アノニマス デザイン」。年代、作者名、メーカー名などは記載せず、20世紀の有名無名のモノを並列に配置し、「アノニマス デザイン」を再考する展覧会が開催中です。
本展覧会で展示されるのは、福岡のインテリアデザイナー、永井敬二のコレクション約100点。声高な主張を控えた、てらいのない表情と形が与えられたモノが並びます。
情報や名前を消した状態で、モノの機能と形を平等の眼で見るとき、モノの認識はどのように変化するのでしょうか。デザインの本質について、考えてみては。
Rethinking Anonymous Design”アノニマス・デザイン”に焦点を当てた展示会
日常の量産品における匿名性、作り人知らずという意味で語られる”アノニマス・デザイン”。そのアノニマス・デザインに焦点を当て、再考する展示会が開催されています。「永井コレクション」の20世紀の有名無名の良品、約100点を中心に展示。会場では年代や作者名、メーカー名などは記載せず、モノは並列に配置した展示内容を展開。その他、オンライン・デザイントークなどの関連イベントも実施されます。
Rethinking Anonymous Designについて
Gallery1ではこれまで、福岡のインテリアデザイナー、永井敬二さんの膨大かつ貴重なモダンデザインのコレクションの一部をお借りし、3つの展覧会を開催してきました。
自身のコレクションについて、永井さんが繰り返し語ってきたこと、それは「デザイナーやブランドの名前であるとか、歴史的に重要だからという理由でモノを欲しいと思ったことは一度もない」という矜持です。結果として「永井コレクション」の大半にはデザイナーの署名がありましたが、すべてのモノに共通するのは声高な主張を控えた、てらいのない表情とかたちが与えられていることです。
これは、モノにまつわる情報から離れ自身の審美眼によって築いた、独自の「アノニマス・デザイン・コレクション」なのではないでしょうか。優れたデザイナーが関わっているからこそ、卓越した「アノニマス」も誕生するという考えの展覧会です。
本展では、こうした視点から選んだ「永井コレクション」の20世紀の有名無名の良品、約100点を中心に展示されています。会場には年代、作者名、メーカー名などは記載せず、モノは並列に配置されます。名前が消え、モノの機能とかたちを無意識の眼で見るとき、私たちの対象との関係性はどのように変わるのでしょうか。
ここから再び「アノニマス・デザイン」と「デザイン」の間(はざま)について考えてみませんか?
★新型コロナウイルス感染症拡大防止対策★
来場者への呼びかけ(三密回避、体調不良時・濃厚接触者の来場自粛、咳エチケット)/場内マスク着用/従業員マスク着用/場内の消毒/入場時の手指消毒
開催場所 | 無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1 |
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開催日 | 2020年10月23日(金)~2021年3月14日(日) ※会期や時間などの予定変更またはイベント等によって展示品の一部がご覧頂けない日時が発生する場合あり |
入場料 | 無料 |
開催時間 | 10:00~21:00 ※営業時間、休館は店舗に準ずる |
電話番号 | 03-3538-1311 |
住所 | 東京都中央区銀座3-3-5 |
交通アクセス | 【電車】東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅B4出口から徒歩3分 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅5番出口 徒歩3分 JR山手線「有楽町」駅 中央口 徒歩5分 |
駐車場 | なし。 |
ホームページ | 公式ホームページほか、関連サイトはこちら |